オメガ、バンドの修理(ピン抜け)

[記事公開日]2017/11/08

 

世界的に高い人気を誇る時計ブランド、オメガ。

日本でも大人気ですね。

流通量が多い為、修理のお問い合わせや実際のお預り件数も多いブランドです。

そんなオメガの修理の中でも、よく発生するのがブレスレットのパーツの交換。

これは元々のご依頼内容には含まれていないのですが、オーバーホールや他の修理でお預りした際に点検すると傷んでいる事が多い部品です。

ほとんどのブランド・メーカーの製品で言える事ですが、ブレスレットの駒と駒を繋ぐピンやネジは長期間使用すると劣化してきます。

摩耗もしますし、汗や汚れを付着したままにすると腐食します。

オメガの場合、駒と駒を繋ぐために細いピンとパイプを使用しているモデルが多く存在します。(現行品はネジを使用している物が多く見受けられます)

サビに強いステンレススチールで作られているパーツではありますが、使用環境によってはサビが発生します。(ステンレスの主な成分は鉄、クロム、ニッケルで、通常は成分中のクロムが酸素に触れる事によって薄い皮膜をつくり、この被膜がサビの発生を防いでくれます。汗や汚れなどが付着したまま、ステンレス表面が酸素に触れない状態が続くと酸化被膜が壊れて錆を発生させます)

見えない部分なので気づかないうちに劣化が進行している事が多いようです。

そして気づくのはピンやパイプが劣化して抜け落ちてしまってからという事がほとんどです。

そうするとブレスレットはピンが抜けた部分で外れてしまい、時計本体が腕から落下する事になります。

 

そうならない為にも電池交換やオーバーホールなど定期的に行うメンテナンスの際に、洗浄と一緒にピンやパイプの状態を確認し、劣化したパーツは交換する事をお勧めしています。

メーカーでも修理の依頼箇所以外に不具合が見つかれば修理や部品の交換をお勧めすることがあります。しかし交換する箇所が多ければそれだけ料金もかかってしまいます。

費用を抑え安心して時計を使い続けていただくため、当社ではオメガ専用にピンやパイプなどの消耗しやすい部品を作製致しました。

メーカー純正パーツと遜色ない品質に仕上がっております。

作業内容を限定してご依頼いただければ修理費用を抑える事が可能です。

まだ全てのモデルに対応できる段階ではありませんが、以下のモデルについてはパーツ(ブレスレット用ピン・パイプ)をご用意しております。

 

※ブレスレット型番は、バックルを開いたところに刻印されています。

下図:左は3~4年使用した状態。バンドには汚れが溜まり、ピンとパイプは劣化・摩耗して抜けやすくなっています。右はバンドを洗浄して汚れを除去した状態。ピンとパイプは新しい物です。 

※上の画像のようにブレスレットを横から見た際、穴の開いている箇所にピンとパイプが入っています。

実際にパーツが無くなってお困りの方、長期間の使用で汚れが気になっている方、お見積りは無料で承っておりますのでどうぞお気軽にご相談下さい。