よくある質問

止まってしまった

電池式時計の場合、電池交換をしても動かないということであれば、オーバーホールが必要です。
電池の液漏れ、回路の不良等原因はいくつか考えられますが、オーバーホールで改善できます。

機械式時計は、ゼンマイを巻き上げても動かない場合はオーバーホールが必要です。
ゼンマイ切れ、油渇き等原因はいくつか考えられますが、オーバーホールで改善できます。

遅れ、進み等精度が安定しない

使用年数が長い物に関しては、機械油の劣化や機械汚れなどが原因である事が多く、その場合はオーバーホールで対応させていただきます。

近年多い症状ですが、携帯電話やスマートフォン、家電製品から発生する磁気の影響で精度不良が起きている場合があります。その場合は磁気抜きのみでお返し出来ることもあります。

水が入ってしまった

時計のガラスの内側にくもり、水滴が見える事があります。
これは、裏蓋やリューズ、ボタンやガラスなどの部品と、ケースの継ぎ目から汗や水が浸入する事で発生します。

内部に入り込んだ水分が体温で温められ、くもりが発生します。
通常はパッキンというゴムの部品が水の侵入を防いでくれますが、パッキンは経年劣化をする部品です。
数年で劣化をしますので、電池交換やメンテナンスの度に交換する事が望ましいでしょう。水入りしたまま放置すると、内部部品が錆付き、ひどい場合には修理できない事もあります。なるべく早めに対処することが必要です。
ほとんどの場合、オーバーホールでの対応となります。

ガラスが割れてしまった

落としてしまったり、ぶつける等して衝撃が加わると時計のガラスが割れてしまう事があります。
ガラスが割れると、時計自体の気密性が損なわれ、湿気や細かいゴミなどが侵入し、機械内部にまで不具合が出る事があります。

また、砕けたガラスの破片が内部に入り込んでしまう事もあります。
ガラスが割れてしまった場合は、早急にガラス交換が必要になります。
内部の状態によってはガラスの交換以外にオーバーホールが必要になります。

針の動きがおかしい

針がふらふらする、きちんとした位置を指さない等の不具合は、一度針を外して、きちんと付け直す事で改善できることが多いです。

場合によっては、針の取付部(はかまと言います)の不具合で交換対応になる場合もあります。機械式時計の針の逆回転はゼンマイ切れの可能性があります。
この場合はオーバーホールとゼンマイ交換対応になります。

リューズ操作がうまくいかない

引き出す事ができない場合は、錆や汚れなどで固着してしまっている場合が多いです。
洗浄や錆とりでの対応か、症状が重い場合は部品の交換やオーバーホールを伴う修理になる事があります。

回せるが、針やカレンダーと連動しない場合は、リューズの先にある巻き芯と内部パーツがかみ合っていない、又は歯車の歯が欠けているなどの可能性があります。
状況にもよりますが、オーバーホールでの対応になる事が多いです。

その他修理に関しましては、概算見積依頼フォームからお問い合わせください。

詳細に症状をお知らせいただければ、できる限り正確な修理内容とお見積を
ご提示させていただけます。

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