[記事公開日]2019/08/06
腕時計の電池交換について。
電池式の時計は、使っていてもいなくても時間が経てば電池が切れてしまいます。
そして電池が切れた状態で長期間放置しておくと、電池が液漏れを起こしてしまう事があります。
※左が通常の電池。中・右は液漏れを起こした電池。
時計に使われている電池は、安定した精度を保つ為に使い始めから電池が切れる直前まで一定の電圧を供給します。
電池は使用する時計の状態(消費電流)にもよりますが、おおよそ二年くらいで電圧が低下します。
電圧が低下し時計が止まった後も電池は微弱な電流を流していますが、この過電流の状態が続くと電池内部でガスが発生します。
液漏れとは電池内部でガスが過剰に発生し、そのガスの圧力を外部に逃す際に電解液が漏れ出る事を言います。
漏れ出た電解液は時間が経つと白い粉状になり、歯車を止めてしまったり、端子などを腐食させてしまいます。
液漏れを起こした時計はオーバーホールが必須です。また、部品交換を要する修理になると修理代は高額になってしまいます。
時計が止まってしまったら、なるべく早めに電池交換してあげましょう。
当社では電池交換、オーバーホール等、腕時計に関する様々なご相談を承っております。
お困りの事がありましたらお気軽にご相談下さい。
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時計修理なら、ぜひ弊社へご相談ください。
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