時計の修理・メンテナンスについて

修理メンテナンスについて

日常でできるメンテナンス

ご家庭でできるメンテナンスをご紹介いたします。

  • 時計は水分や湿気が苦手です。
    防水時計であっても、使用後に水分(海水や汗、雨など)が付着したままだと、たとえステンレススチール製の時計であっても錆や腐食の原因になります。
    腕から外した後は、乾いた布などで拭いてから保管することをおすすめします。
  • 保管場所に関してですが、ほこり、水、磁気の影響を受けず、直射日光の当たらない風通しの良い場所がよいとされています。
    また、極端な低温、高温も精度に影響を与える可能性があります。
    箪笥や押し入れにしまう際は、防虫剤などに使われている薬品の影響で、文字盤の変色や、素材の変質等の不具合が出る可能性がありますのでご注意ください。
    しばらく使用しない時は、汚れ等を綺麗に拭き取り、なるべく専用のケースに入れて保管することをおすすめします。
    購入時のケースがない場合は、時計用にいろいろなケースが販売されていますので、そういった物も合わせてご利用いただくとよいかと思います。
  • 電池式クオーツ時計は電池が切れて止まったままにしておくと、電池内部の電解液が漏れ出して周りの部品を腐食させてしまいます。(電池の液漏れ)
    電池が切れたら、早めに電池の交換をされることをおすすめします。
  • 革バンドは特に汗、水による劣化が顕著に出るパーツです。日常よく使う時計であれば、個体差もありますが、約一年程で劣化し交換が必要になります。
    日常のお手入れとしては、やはり使用後の汗や汚れをこまめに拭き取り、引き出しの中などではなく、風通しのよい場所で保管する事をお進めいたします。
  • ブレスレットタイプの汚れなどは、拭いただけでは全ての汚れを除去できません。
    定期的に超音波洗浄機などで洗浄することをおすすめします。(当社でも受付しております)
    汚れがついたままにしておきますと、汗などで溶けだした汚れがシャツなどの袖口を汚したりします。
    また、汚れにより空気と遮断されると、金属が腐食したりメッキが劣化しはがれやすくなったりします。
    形状、メーカーにもよりますが、再メッキは困難です。
  • ソーラータイプのお時計は長期間しまったままにしておくと、電池が放電してしまい、いざ使用する際に動いていないという事があります。
    モデルにもよりますが、完全充電状態で、三カ月・六か月程度で充電が切れる物もあります。
    定期的に太陽光にあてて充電をしてください。
    ※自動車のボンネットなど、直射日光があたり、高温になる場所は避けてください。不具合の原因になる事があります。
    ※詳しい使用方法、充電方法、充電時間の目安などは各メーカーの説明書・HPをご参照ください。

お使いの腕時計でお困りのこと、相談したいこと等ありましたら、お問い合わせフォームをご利用ください。

※上記メンテナンス方法を実行した場合に、万一不具合が生じても当社は一切の責任を負いかねます。
お使いの時計の種類、状態を確認のうえ、自己責任でメンテナンスを行って下さい。

その他修理に関しましては、概算見積依頼フォームからお問い合わせください。
詳細に症状をお知らせいただければ、できる限り正確な修理内容とお見積を
ご提示させていただけます。

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