止まってしまった
電池式の時計の場合は、電池切れが考えられます。まずは電池交換をご検討下さい。
※止まったまま長期間放置すると、電池からの液漏れにより機械内部の不具合などのリスクが生じますので早めの電池交換をお勧めします。
ソーラー時計の場合は、充電不足が考えられます。光を当て、充電して下さい。
晴れた日の太陽光が最も効率の良い光エネルギーと言われています。文字盤面を上に向け、窓辺など太陽光の当たる場所で充電をして下さい。
※曇りの日でも充電は可能ですが、効率は低下します。
※室内灯でも充電は可能ですが、太陽光に比べると非常に時間がかかります。
※時計本体が高温になると部品の劣化や故障の原因になりますので、充電する場所や充電時間にご注意下さい。例:真夏の直射日光で長時間の充電や、車のダッシュボードなど高温になる場所での充電は注意が必要です。
※充電時間の目安、その他注意点については各メーカーのHP等でご確認下さい。
機械式時計の場合はゼンマイの巻き上げ(手巻き、又は自動巻き)を行って下さい。持続時間(パワーリザーブ)に関してはモデルにより異なります。各メーカーHPなどをご参照下さい。
上記方法を試しても改善しない場合は内部の不具合が考えられます。処置としてオーバーホール等の修理が必要になります。お見積り致しますので、ご相談下さい。
遅れ、進み等精度が安定しない
使用年数が長い物に関しては、機械油の劣化や機械汚れなどが原因である事が多く、その場合はオーバーホールで対応させていただきます。
近年多い症状ですが、携帯電話やスマートフォン、家電製品から発生する磁気の影響で精度不良が起きている場合があります。その場合は磁気抜きのみでお返し出来ることもあります。
水が入ってしまった
時計のガラスの内側にくもり、水滴が見える事があります。
これは、裏蓋やリューズ、ボタンやガラスなどの部品と、ケースの継ぎ目から汗や水が浸入する事で発生します。
内部に入り込んだ水分が体温で温められ、くもりが発生します。
通常はパッキンというゴムの部品が水の侵入を防いでくれますが、パッキンは経年劣化をする部品です。
数年で劣化をしますので、電池交換やメンテナンスの度に交換する事が望ましいでしょう。水入りしたまま放置すると、内部部品が錆付き、ひどい場合には修理できない事もあります。なるべく早めに対処することが必要です。
ほとんどの場合、オーバーホールでの対応となります。
ガラスが割れてしまった
落としてしまったり、ぶつける等して衝撃が加わると時計のガラスが割れてしまう事があります。
ガラスが割れると、時計自体の気密性が損なわれ、湿気や細かいゴミなどが侵入し、機械内部にまで不具合が出る事があります。
また、砕けたガラスの破片が内部に入り込んでしまう事もあります。
ガラスが割れてしまった場合は、早急にガラス交換が必要になります。
内部の状態によってはガラスの交換以外にオーバーホールが必要になります。
針の動きがおかしい
秒針が2秒ずつ、又は4秒ずつ動く。
電池式の時計であれば電池切れの時期を知らせるサインです。電池交換をご検討下さい。
ソーラー時計の場合は充電不足を知らせるサインです。光をあてて充電して下さい。
※電池交換・ソーラー時計の充電に関しては「よくある質問」の 止まってしまった の項もご参照下さい。
上記方法を試しても改善しない場合は修理が必要です。ご相談下さい。
リューズ操作がうまくいかない
引き出す事ができない場合は、錆や汚れなどで固着してしまっている場合が多いです。
洗浄や錆とりでの対応か、症状が重い場合は部品の交換やオーバーホールを伴う修理になる事があります。
回せるが、針やカレンダーと連動しない場合は、リューズの先にある巻き芯と内部パーツがかみ合っていない、又は歯車の歯が欠けているなどの可能性があります。
状況にもよりますが、オーバーホールでの対応になる事が多いです。
コピー品の修理をしたい
ブランド時計等のコピー品、模造品の修理に関しては一切受け付けておりません。
ご依頼後でも当社にてコピー品、模造品と判断した場合は未修理返却となり、着払いで返送致します。
改造品、カスタム商品に関しても同様となります。
※詳細に関しては「利用規約」もご覧下さい。
電波時計の時間が合わない
動いているのに正確な時間を表示しない場合、基準位置がずれてしまっている可能性があります。説明書や各メーカーHPに「基準位置の確認・合わせ方」の項がありますので、ご参照いただき修正をお試し下さい。
基準位置のズレ以外にも、ホームタイムの設定が他国になっている場合、サマータイムの設定がされている場合には時間単位でのズレが生じます。ホームタイム/サマータイムの設定を確認、修正を行いましょう。
ソーラー電波時計の場合は、修正前に十分な充電を行って下さい。
上記方法を試しても改善しない場合は基本的に修理が必要になります。ご相談下さい。