防水時計 の電池交換と防水性能についての話

[記事公開日]2021/06/15

防水時計 の電池交換と防水性能について。

(-_-;)

関東地方もついに梅雨入りし、これからしばらくはジメジメとした日が続きます。

湿気や水は時計にとって大敵ですが、防水時計なら安心。

・・・しかし、油断は禁物です。

製造時に防水時計として設計されていても、経年劣化という宿命からは逃げられません。

特に時計に使われているゴム製のパッキンは、時間とともに弾力を失い、防水に対する効力が低下します。

長期間交換されなかったパッキンは、プラスチックのようにカチカチに硬化してしまっているものもあります。これでは全く防水が効きません。

防水性の低下した状態で使用し水が入ってしまうと、基本的に内部のオーバーホールやその他修理が必要となります。

錆や水入りによる劣化で交換部品が多くなると、想像以上の修理金額がかかる事も。

 

できれば電池交換のタイミング(凡そ二年に一度程度・モデルによる)で、パッキンの交換や現状の防水性をチェックする事をお勧めします。

※ソーラー充電タイプや長寿命電池のモデルなども定期的にチェックすると安心してお使いいただけます。

 

当社でも防水時計の電池交換の際には、防水検査とブレスの洗浄が含まれた点検パックを同時に行う事をお勧めしております。(金額に関しては料金表をご参照下さい)

料金表

※不具合を発見した場合には、修理のご案内をさせていただきます。

※保証に関しては利用規約をご参照下さい。https://sanritsusha.co.jp/policy/

 

※300メートル(30気圧)以上の防水時計、ISO規格のダイバーズウォッチやダイビングコンピューター、特殊モデルの電池交換、修理に関してはメーカーでの作業をご案内させていただく事があります。

注:ダイバーズウォッチであっても濡れた状態でボタンやリューズの操作を行うなど、誤った使用方法により水入りが起きる場合があります。

取り扱い説明書などを確認のうえ、正しい使い方をしましょう。

 

 

非防水のファッション時計や、防水検査を希望されないお客様に関しては、ご来社いただいた場合のみのサービスですが、最短10分・即日〉電池交換サービス(¥800~)をご提供しております。

お近くにお住まいの方、巣鴨にお越しいただいた方、止まった時計をお持ちでしたら是非お立ち寄りください。

 

 

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